ものづくり革命

MITビットアンドアトムズセンター所長のニールガーシェンフェルドが書いた『ものづくり革命』という本を読みました。
コンピューターが大型汎用機からパーソナルコンピューティングに移ってきたように、ものづくりも工場から個人工場(パーソナルファブリケーション)に移ってくるだろう、という未来を書いた本で、すでにMITやマスマーケティングがアテにならない世界の地方では、現実になっていることを事例を挙げて紹介しています。

自分は堺屋太一の『知価革命』史観(大量生産→大量消費時代は石油文明とともに限界が来ており、現代版暗黒時代といえる社会主観・多様化の時代がくる)を支持しているので、この本は非常におもしろかったです。

NC(Numerical Control:数値制御)のレーザーカッターやミニ旋盤とかが、一家に一台ある時代になったらさぞ楽しいことでしょう。自分の道具や子供のおもちゃは自分で作るという、まさにMakerの時代です。

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